飲む人も造る人も幸せに。「マスダの南アフリカワイン専門店」では、環境にやさしい、社会貢献活動に力を入れた、高品質な数々のワインをご紹介しています。

南アフリカワイン日記

「今日のワイン」カテゴリーの日記一覧

グレネリーのボトリング(動画)

ボトリング(瓶詰め)について

南アフリカでは、以下の3パターンに分かれる。

①モバイル・ボトリング会社がトラックにボトリング・マシーンを積んで

ワイナリーまで来てくれて瓶詰めする。

②ワイナリーがタンクにワインを入れて、ボトリング専用工場まで運んで

瓶詰めしてもらう。

③自社で瓶詰めする。

 

小規模、中規模のワイナリーは上記①か②.

ある程度の大きな規模のワイナリーは③というパターンが多い。

グレネリーは、中規模程度の会社だが

ワイン製造の全工程を自社で管理したいという考えで

ボトリング・マシーンも所有している。

 

グレネリーのセラーは、グラヴィティ・システム

(重力に逆らわない=ワインに余計な負荷をかけない=品質重視でコストもかかるシステム)

を採用している。

ボトリングの工程は4階層のセラーの最下層階(地下)で行われ、

そのまま出荷まで地下で静かに安置されている。

 

ビデオはグラスコレクション・カベルネソーヴィニョンの瓶詰風景。

①空瓶の洗浄

②窒素ガスを入れて酸素を外に出す。

③充填(じゅうてん)/注入

④スクリューキャップで栓締め

⑤サスティナビリティ(トレース)シールの貼付け

⑥光検査

⑦ラベルが無い状態で保管、熟成

以上。

その後、ラベルを貼って箱詰めされて出荷される。

https://www.facebook.com/GlenellyEstate/videos/1865497593597556/

 

ポークパインリッジ・シュナンブラン2019 

ポークパインリッジ・シュナンブラン2019

 

入港から数カ月が経ち落ち着いてきました。

果実味とミネラルのバランスがいい感じに。

和食や普段の食事に合いやすい。

 

このシュナンブランはスワートランド産。

従って、乾燥したドライなテイストをベースに

少しフルーティな果実味が乗っている。

スワートランドにはもっとドライな味の物もあるが

良い意味で少しフルーツ感もあるので飲みやすい。

 

更に1年くらい置いたら

もっとミネラルも出てきてもっと良いワインになりそうな予感。

この価格でそこまで作り上げる

ブーケンハーツクルーフ

マーク・ケント

の凄さを改めて感じた。

デイリーワイン

飲食店のグラスワイン

これで十分。

 

【産地別の違い】

 

●ステレンボシュ地区:

フレッシュ&フルーティ。果実とミネラルのバランスでは、果実味が少し前に出ている。

ワイン単独でも楽しめて飲みやすい。

特に洋食やバーにお薦め。

 

●スワートランド地区(特にパーデバーグ地区など):

果実味が抑えられ、乾いたドライなテイストでミネラルや旨みを強く感じる。

ワイン単独というよりも料理と合わせたい。

洋食以外にも和食やスパイス系、アジア系料理にもお薦め。

辛口の日本酒や焼酎にも通じるところがある。

 

ステレンラスト・アーティソンズ・アフターエイト・シラーズ2016

ステレンラスト・アーティソンズ・アフターエイト・シラーズ2016

 

開栓後から2日目位までは

やや果実の甘味を強く感じます。

フレッシュな酸が気持ちよく、

黒コショウ的なスパイスもいい感じ。

何より「ソフトプレス」と、

はっきり分かる果汁がシルキーでとても綺麗。

エレガントな余韻。

今後の更なる熟成が楽しみです。

 

自宅のカレーと合わしてみましたが

カレーのスパイスとワインの甘味が良く合いました。

カレーの日、スパイス料理、肉の日にどうぞ。

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