飲む人も造る人も幸せに。「マスダの南アフリカワイン専門店」では、環境にやさしい、社会貢献活動に力を入れた、高品質な数々のワインをご紹介しています。

南アフリカワイン日記

「今日のワイン」カテゴリーの日記一覧

グレネリーのオーナー、メイ婦人、まもなく100歳を迎えます(5/17)

78歳にして、これまで育ってきたフランス、ボルドーを離れ

新天地の南アフリカ、ステレンボシュで

0からスタートするという挑戦をした

グレネリーのオーナー、メイ婦人のストーリーです。

彼女の挑戦と功績に敬意を表し感謝致します。

今月17日はメイさんの100歳の誕生日。

是非、グレネリーのワインで一緒に乾杯してください。

#happybirthdayladymay

 

【ストーリー】

マダム・メイ・ド・ランクセザン。

ボルドー、ポイヤックの有名な第2級シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドの元オーナーであり、今日に至るまで、ボルドーの歴史において最も著名な女性の一人。

2003年:彼女が78歳の時に南アフリカ・ステレンボシュ・シモンズバーグにあるグレネリーの農園を購入。

2004年:グレネリーにブドウの苗木を植樹。

2008年:ファースト・ヴィンテージをリリース。

2019年:無農薬栽培をスタート。

2025年:5月17日、100歳の誕生日を迎えます。

「夢は、フランス以外の国でカベルネソーヴィニョンを中心にした優れたブレンドワインを造ることでした。」

 

「ボルドーの銘醸畑の中心で過ごした幼少期から今日まで、私は世界中を旅し、テロワールの驚くべき多様性を発見してきた。ステレンボッシュを初めて訪れた時、フランス以外で新たな冒険を始めるという私の夢を叶える場所はここだと思いました。2003年、多くのブドウ畑を訪問した後、私はシモンズバーグ・マウンテンの斜面下にあるグレネリー・エステートに、エキサイティングな可能性を感じた。私がグレネリー・エステートを購入したのは、南アフリカの土壌、微細気候、そして高品質ワインの可能性を信じているからであり、350年以上も前からワイン造りが続くこの南アフリカで、フランスの伝統的なワイン造りを継承したかったからだ。私はこの偉大な国と国民に全幅の信頼を寄せており、その経済発展の一翼を担いたいと願っていました。私のビジョンは、グレネリーをワールドクラスのエステートとして確立し、力強さ、エレガンス、バランスのとれた高品質なワインを生産することでした」

こうして彼女は、この地域の渓谷の土壌と微細気候を最大限に活用し、地元の経済発展と地域社会を支援する活気あるワイナリーを設立するというビジョンを実現した。(グレネリーのホームページより)。

 

グレネリーのワインは、

2004年に植樹し、樹齢が増したことにより

年々品質が向上しますます美味しくなっています。

是非お試しください。

グレネリー・ワイン一覧

 

マスダ南アフリカワイン試飲会:5/27(東京)&5/29(大阪):更新日5/4

マスダ南アフリカワイン試飲会

■テーマ:ポールクルーバー&ジュリアンスカール来日&新商品、冷涼地区のワインを中心に約45種

東京:5/27(火)

大阪:5/29(木)

<予約/入替制:参加費無料>

対象:酒販店、飲食店、メディア、ワイン業界関係者のみ

 

■生産者紹介①:ポールクルーバー

冷涼地区エルギンのパイオニア&南アフリカを代表する人気生産者(日本は世界最大のマーケット)。豊かな自然を守りながら酸、果実味、ミネラル豊富なクラシック&エレガントなワインを生産。マーケティング・ディレクターのリーズル氏来日。

■生産者紹介②:ジュリアンスカール

フランス・アルザスのグラン・クリュー生産者で、南アフリカでは、冷涼地区エルギン、

ヘメルアンアード、ウォーカーベイ、乾燥地帯ケープコースト(オーガニック)のブドウを購入し、やさしくエレガント、ナチュラルなテイストのワインを生産。今回の注目は、新商品インフルエンス・ピノノワール(ヘメルアンアード・リッジ小地区。小売5000円予定)の紹介。今年イチ押しのピノノワールの一つ。オーナー兼醸造家のジュリアン氏来日。

〇その他:新商品、上記2社以外の冷涼地区のワインを中心に約45種類出品。

 

■出品リスト:後日掲載

 

■日時:東京会場

参加希望の方は希望の日時をご予約下さい。

〇印:まだ余裕あります。 ▲印:残り僅か  ×印:満席の為受付終了

5/27(火): 

①12:00-13:30 ×

②15:00-16:30 ×

■場所:㈱グローバル東京ショールーム
東京都港区虎ノ門1-1-21新虎ノ門実業会館6階
電話03-5251-3818

■アクセス:地下鉄銀座線「虎ノ門」駅10番出口直結
東京メトロ千代田・日比谷・丸の内線 「霞が関 駅」より徒歩3分

申込(パソコンから)(満席の為受付受付終了)

■申込(QRコードから)(満席の為受付終了)

 

■日時:大阪会場

参加希望の方は希望の日時をご予約下さい。

〇印:まだ余裕あります。 ▲印:残り僅か  ×印:満席の為受付終了

5/29(木): 

①11:00-12:30 〇

②13:30-15:00 〇

③15:15-16:45 〇

■場所:㈱マスダ1階会議室 大阪市北区錦町4ー82延原倉庫内

■アクセス:JR環状線天満駅/大阪市営地下鉄扇町駅

申込(パソコンから)

■申込(QRコードから)

 

■問合せ:株式会社マスダ

電話:06-6882-1070

メール:order(a)masuda-jp.com    (a)を@に変更して送って下さい。

■案内チラシ:

東京会場:250527マスダ東京試飲展示会案内状QR

大阪会場:250529マスダ大阪試飲会案内状

#人と自然にやさしいワイン

#飲む人も造る人も幸せに

ハーテンバーグの環境再生型農業

ハーテンバーグ世界で2番目
南アフリカでは一番最初に
環境再生型農業 (詳細は後述)の認証を取得した。
 
同社の面白い実験がある。
2022年、自社の同じシラーズの畑で
①牛を飼うブロックと②飼わないブロックに分けた。
それ以外は同じ栽培方法を採り
同じ日に収穫し
同じように製造し
醸造に関しては
同じ条件で出来上がった1年後のシラーズを比較すると
2023年
●アルコール度数:①14.58% ②15.13%
●トータルタンニン:①1649 ②1521 ※数値が多い方が長期熟成に向いている。
●トータルアントシアニン:①553 ②525 ※数値が多い方が長期熟成に向いている。
飲み比べても①の方がエレガントなワインだったと言う。
現在、同社はメルロでも実験している。
また、同社は180haの敷地に80種類もの鳥類が生息している。
確かにどこのワイナリーよりも沢山の鳥が飛んでいた。
豊かな自然を保全し
原点回帰的な土壌再生によって
より良いワインが出来ることを信じ
ハーテンバーグはワイン造りに挑んでいる。
<ハーテンバーグの環境再生型農業>
●複数のカバークロップ(被覆植物)を栽培し、毎年交換すること
で、土壌微生物の多様性を高める。家畜の飼料として、より目的に
特化した多種類のカバークロップを使用する。ハーテンバーグでは
2000年代初頭から殺虫剤を使用せず、土着の昆虫を利用して害虫を
防除している。齧歯類(げっぱるい:主にネズミなど、かじる動
物)の個体数は、敷地内で繁殖している9組のメンフクロウとワシ
ミミズクによってコントロールされている。
牛を飼うことにより、牛の蹄による踏圧効果、唾液、糞尿、すべて
が土壌の健全性を向上させる。
●ハーテンバーグのレストランから出る生ゴミ、庭のゴミ、毎年収
穫されるブドウの皮や茎はすべて、スウェーデンのジョラシステム
を使って堆肥化される。堆肥はマルチとして施され、土壌の健康を
育む。
●これら取組により、土壌微生物相を回復させ、必須栄養素の自然
な移動と循環を促進し、病害虫に強く、光合成が容易で、より健康
的な作物へと導く。
<参考>

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