カノンコップ・カデット・シリーズ2018ヴィンテージ
この秋
カノンコップのカデット・シリーズに
カベルネソーヴィニョン2018が
加わりました。
そしてこれまでの
・ピノタージュ
・ケープブレンド
も全て2018年ヴィンテージになりました。
南アフリカのワイン産地は
2016年~2018年と3年間乾燥した年が続き
2018年は特に乾燥した年の3年目ということで
水不足の問題が深刻でした。
ワイン的には
水不足によって収穫量が随分減った地域や生産者もあります。
今回カノンコップのカデット・シリーズの
2018年ヴィンテージを全て試飲してみました。
現時点では全体的に果実味が前に出ています。
例年以上に果実の甘みも感じます。
水不足による果実の糖度や凝縮度がいつもより
高くなっていることも要因かもしれません。
2017年と比べてみると
2017年は2015年に続く良いヴィンテージと評価され
酸とボディは引き締まった年でした。
2018年は、よりふくよかに、リッチに感じます。
抜栓直後は少し甘みも感じますが
抜栓から3~4日目、未開封なら数か月後には落ち着き、
いい感じになっていきます。
落ち着いてきたらこの2018年ヴィンテージも中々いいです。
現時点では、まずはゆっくりと付き合って頂きたいと感じる
ヴィンテージです。
<ヴィンテージ感>
2015:引き締まった酸とボディ
2016:控え目で優しい味
2017:引き締まった酸とボディ
2018:果実味の強い、ややふくよかでリッチ
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