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南アフリカワイン日記

グレネリー・ロゼ2020:酸化防止剤を使わずにどのように製造しているのか

グレネリー・ロゼ2020

酸化防止剤無添加

 

<酸化防止剤を使わない代わりに>

① ハニーブッシュティ(ルイボスティの仲間)のタンニン(パウダー状)を製造工程の中で何度か投入する。具体的には、2020年のヴィンテージでは、ブドウをクラッシュした時、発酵後にタンクからワインを抜いた時、瓶詰前に、このタンニンを使用した。使用量はトータルで8000Lの生産量に対し500g。ハニーブッシュのパウダーは下記のRed Dawn社から購入している。

http://www.reddawnip.co.za/the-opportunity.html

 

ハニーブッシュは、ルイボスティの仲間。南アフリカ西ケープ州に生息している天然植物で抗酸化作用が強い。お茶、化粧品、石鹸などの製品にも利用されている。このハニーブッシュのタンニンは、南アフリカでしか生息しない植物から抽出している南アフリカ産の特別な製品で、天然のサルファー(SO2)として、ワインの酸化防止や色の安定を目的に使用している。

 

② ドライアイスの使用。無い場合は窒素ガス使用

③ 瓶詰時に窒素ガス充填

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