キャサリンマーシャル・リースリング2020
新ヴィンテージになりました。
とても綺麗で
相変わらずの出来栄えです。
キャサリン曰く
「過去最高のヴィンテージ」だと。
キャサリンのワインは
ワインスクールでも使えそうなくらい
各品種ごとにきっちりと特徴を表現している。
■エルギン産ワイン:
冷涼地区の同じでエルギン産でも
ポールクルーバーは陽。
果実の主張が強く分かりやすい。
私はよく洋食屋さんに提案しています。
一方、キャサリンは控え目で陰。
その分合わせる料理の幅は広く和食にも提案しています。
寿司、特にイワシや味など青魚系に良く合わせます。
北斗の拳で言えば、
ラオウVSトキ
ですかね。
■リースリングとペトロール香の関係:
キャサリン曰く
リースリングは繊細で腐りやすいブドウ。
従って畑では葉をちぎって風を通しブドウに太陽を当てる。
そうするとペトロール香が出やすい。
彼女は腐っても良い覚悟で葉を残し
ギリギリまで太陽をブドウに当てない。
そうすることで冷涼な気温を保ちながらブドウが成長する。
従って、彼女のリースリングはペトロール香が少ない。
美味しく気持ちよく飲める。
■2020年ヴィンテージ:
まだまだ2020年ヴィンテージの試飲は数少ないですが
各社とも平均して良いですね。