- 2019.5.29
- 今日のワイン
ポールクルーバーワイン振り返り
先週で無事にポールクルーバー来日イベントは終了しました。
訪問させて頂きましたお客様皆様に感謝申し上げます。
また、毎年来日してくれるポールクルーバーの
リーズルさん(下記写真。クリックすると拡大します箱根の関所)
にも感謝いたします。
ポールクルーバーワインは日本市場に導入されて
今年が20周年。
振り返れば、毎年毎年品質向上の為の努力を続け、
この20年で安定した人気ブランドに成長しました。
弊社も南アフリカワインを導入して今年が20周年。
ポールクルーバーが最初のブランドの一つで、
正にこのブランドと一緒に成長してきたと言える。
感謝いたします。
下記の写真は日本市場20周年の記念バッジ。
今回の来日に合わせて作ってくれました。
ポールクルーバーワインの市場は、
1.南アフリカ国内
2.その他のアフリカ諸国
3.アメリカ
4.イギリス
5.日本
の順だそうです。
セブンフラッグスに関しては、日本は3位です。
改めて、今回ポールクルーバーワインをリーズルと一緒に試飲し、感じたことは、
①2018ソーヴィニョンブラン:
乾燥した年で果実味がしっかり乗っていて素晴らしいヴィンテージ。
変わらず、酸も豊か。
②2017ヴィシャルドネと2017エステート・ピノノワール:
両方とも2016よりエレガントなヴィンテージでお薦め。
③2017リースリング(新商品。中辛口):
こちらも綺麗でエレガント。
「さすが、ポールクルーバー」、
「酸と残糖感の絶妙なバランスは、
これはポールクルーバーしか作れないね」と言える、
余りにも気持ちの良いリースリング。
8月頃入荷予定。
④2017ノーブルレイト・ハーベスト:
今更何も言うことはありませんが、
南アフリカでも最もコスパの高い甘口ワインだと思っています。
上記③と同じく、ポールクルーバーらしい綺麗な酸と
残糖感のバランスが素晴らしい。
このワインが特別なのは、リースリングで出来ていること、
そして、ポールクルーバーらしい冷涼な気候の綺麗な酸があること。
それが、レモンやアプリコットの風味とエレガントなフィニッシュ
につながっている。
2週間前の2019IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)で
南アフリカワイン最高の96点を獲得。
それほど、素晴らしいワイン。
総じて、どのワインも益々良くなっている。
しっかりと豊かで綺麗な酸は他の南アフリカワインと比べても
明らかに洗練されていて特徴的。
その酸の上に果実味が乗って、全体として綺麗にまとまっている。
ワインだけで飲んでも気持ちの良いワイン。
ポールクルーバーは、まだまだ進化しています。