飲む人も造る人も幸せに。「マスダの南アフリカワイン専門店」では、環境にやさしい、社会貢献活動に力を入れた、高品質な数々のワインをご紹介しています。

南アフリカワイン日記

2016年試飲した中で印象に残った南アフリカワイン

以下、今年印象に残ったワインです。

新しいワインが中心です。

他にもありますが、キリが無いので極力絞りました。

あくまでも、私、バイヤーとしての個人的な印象です。

従って、これらのワインが良く売れたとは限りません。

私好みのワインが中心です。

ご参考に。

PC 7flags Chardonnay

<総合評価>

1位:ポールクルーバー・セブンフラッグス・シャルドネ2015(写真上)

(コメント)

2016年は新商品も沢山ありましたし、既存商品の新ヴィンテージも含めて、

いつも以上に沢山のワインを試飲しましたが、私の中では、このワインがズバ抜けて独走1位でした。

南アフリカには沢山の優秀なシャルドネがありますが、小売5000円前後のシャルドネでさえも、

このセブンフラッグスには全く歯が立たない、南アフリカのトップ・シャルドネの1本と言えると確信しました。

2014年VTも試飲してましたが、2015の方が更に上を行っていると思いました。

これこそ、南アフリカを代表し、ブルゴーニュとも競争できるワインではないかと感じました。

 

<新商品部門>

1位(同率):ストーム・フレダ・ピノノワール2014、デイビッド&ナディア・グルナッシュ2015

3位(同率):カノンコップ・ポールサウアー2012、カノンコップ・ピノタージュ2006、

デイビッド&ナディア・アリスタルゴス2014

(コメント)

順位を付けるのが非常に難しく、従って同率になってしまいました。

南アフリカのピノノワールは、ブルゴーニュと比べてもまだ層が薄いと思っていますが、

それでもストームとの出会いは、今後の南アフリカのピノノワールの未来に期待を持てると

感じることが出来ました。

デイビッド&ナディアは、作り手の才能と今後のポテンシャルを感じる、

出会って良かった本当に印象に残る素晴らしい生産者でした。

カノンコップのワインは、大御所らしい伝統と揺るぎない安定感を感じさせます。

長期熟成を想定した20-30年後の先を見据えて醸造している作り手ですね。

 

<1501-3000円のコストパフォーマンス賞>

1位:グレネリー・グランヴァン・シャルドネ2013&同エステート・リザーブ・シャルドネ2014(名称変更)

2位:グレネリー・グラスコレクション・カベルネフラン2014(2017年1/23週~発売予定)

3位:ワーウィック・ファーストレディ・ロゼ2016

(コメント)

正直、グレネリーの力は同価格帯のワインと比べても頭一つ抜けています。

明らかにレベルの違いを感じさせます。このワインを超えるワインを探すのは非常に難しいのでは?

と思ってしまいます。天晴な生産者で、2017年もグレネリーの勢いは止まらないでしょう。

 

<1500円以下のコストパフォーマンス賞>

1位:リーベック・カベルネソーヴィニョン2015

2位:リーベック・ピノタージュ・ロゼ2016

3位:リーベック・シュナンブラン2016

全てリーベックになってしまいましたが、どれもフルーティで口あたりが良く、

親しみやすい味わいで、多くの人から支持を得ています。

2017年も益々伸びると思います。

そう言えば、先日新しく試飲したリーベック・ヴィオニエ2016も大変美味しかったです。

2017年3-4月頃発売予定です。ご期待下さい。

 

以上。

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