- 2016.9.4
- 今日のワイン
最近の南アフリカワインについて思うこと(5)スパークリング
南アフリカも最近、スパークリングワインを生産するメーカーが増えています。
南アフリカでは、瓶内2次発酵して作る、いわゆるシャンパーニュ方式で
作られるスパークリングを「(メトード・)キャップ・クラシック(MCC)」と、呼びます。
これに関しては、ライバル、シャンパーニュと比べてもまだ選手層の厚さが足りない。
もちろん、シャンパーニュに負けない品質で、価格もリーズナブルなMCCはあります。
弊社で言えば、クローヌもステレンラストもセダバーグもよく褒めて頂きます。
それでも、これまで色々南アフリカのスパークリングワインを飲んできましたが、
納得せず、採用しなかった物の方が多いです。
また、スペインのカヴァも、価格的には、南アフリカのMCCに比べてよりリーズナブルですから
南アフリカにとっては驚異的なライバルでもあります。
スパークリングに関しては、南アフリカは、もっともっと素晴らしいMCCが沢山出てこなくては、
シャンパーニュに追いつくことは出来ません。まだ5年では難しいと思いますが、
10年くらいで追いつけたら良いなと、是非頑張ってほしいと思います。
南アフリカには、素晴らしいシャルドネもピノノワールもありますから
決して出来ない事ではありません。
「いつかシャンパーニュを超える!」気持ちで応援したいと思います。
スパークリングワイン色々:
http://southafricawine.jp/?mode=grp&gid=1244414&sort=p
産地に関しては、特にここ!ということはなく、色々な所で作られています。