- 2016.9.1
- 今日のワイン
最近の南アフリカワインについて思うこと(2)シャルドネ
色々品種がある中で、最初はシャルドネから。
それは、最近、南アフリカのワインでは、一番品質が向上している品種の1つではないか?
と、感じるからです。
シャルドネは、世界中で生産されているので、比べる対象も多いです。
シャルドネに関しては、ブルゴーニュの背中も見えてきたのではないか?
フランス、ブルゴーニュは、名前では南アフリカよりずっと前を行ってますが、
品質に関しては、あと5年で追いつくのでは?
と、感じてます。
ということで、シャルドネに関しては、今後も要注目の品種だと思っています。
当社にもシャルドネは色々あります。
http://southafricawine.jp/?mode=grp&gid=1244410&sort=p
しかし、今後のことを考えると、まだまだ投資すべき品種だと思います。
ということで、
今年は、ポールクルーバー・セブンフラッグス(エルギン地区)を入れました。
以前は一部のお客様用に輸入していたアタラクシア(ウォーカーベイ地区)も
8月から一般に解放することにしました。
更に10月には、ワーウィック(ステレンボシュ地区)、
11月には、MVH(ステレンボシュとエルギン地区のブレンド)も入ります。
そして、9/21(大阪)、9/23(東京)の試飲会&セミナーでは、
更に新しいシャルドネを4種披露します。
ジュリアン・スカール:
http://julienschaal.com/index.html
フランス・アルザスのグランクリューワインの醸造家ですが、
南アフリカのシャルドネの魅力とポテンシャルに魅かれて、
ニュートンジョンソン(ウォーカーベイ)とポールクルーバー(エルギン)で
ワイン醸造を経験しています。南アフリカでは、
シャルドネだけをテロワール(エルギン、オーバーバーグ、ヘメル・アン・アード)違いで
4種類作っているメーカーです。
奥さんもブルゴーニュ出身の醸造家ですから
もちろんシャルドネのプロフェッショナルです。
既に2016プラッターでも4.5星評価です。
<ジュリアン・スカール> 税別表示
・マウンテンヴィンヤーズ・シャルドネ2015(エルギン地区) 小売2850円
・エヴィデンス・シャルドネ2015(エルギン地区) 小売3600円
・ルネッサンス・シャルドネ2015(オーバーバーグ・ヴィラーズドープ地区) 小売3600円
・コンフルエンス・シャルドネ2015(ウォーカーベイ・ヘメル・アン・アード地区) 小売3600円
この夫婦で作る4種のシャルドネをこれまでのシャルドネと比較します。
当日は、ステレンボシュ屈指の生産者、グレネリーの醸造家ルーク氏も来ていますから、
彼からも色々な話を聞けたらと思います。
参加者の皆さまには、南アフリカ・シャルドネの産地違いの特徴を感じて頂くことができます。
ということで、今月の21日、23日の試飲会では、
エルギン、ウォーカーベイ、ステレンボシュ、ロバートソン地区のシャルドネを用意します。
業者向けの試飲会ですが、是非お越しください。
お楽しみに。
9/21(大阪):
https://masuda.southafricawine.jp/diary/?p=486
9/23(東京):
https://masuda.southafricawine.jp/diary/?p=491
参考)南アフリカのシャルドネの主な産地:
①エルギン、ウォーカーベイを含むケープサウスコースト地区
②ステレンボシュ地区
③ロバートソン
などです。
詳しくは下記参照。