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南アフリカワイン日記

2012カノンコップ・ポールサウアー

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2012カノンコップ・ポールサウアー

南アフリカワイン業界でも大御所的な存在。
更にポールサウアーは、そのカノンコップの中でも
同社のアイコン的なワイン。

過去にIWSCの赤ボルドーブレンド部門で世界一を4回受賞している。

 

 

ポールサウアーは、初めから20年熟成を想定して作っている。
今飲むとまだ若いが、少しずつ開きつつある。

飲み頃は2017-2032年頃を予想している。

今飲むなら、早めの抜栓かデカンタージュをお勧めします。

 

 

ワインは、クラシックでエレガントなタイプ。

酸味、渋み、太めのボディのバランスが良く、

やや重厚で、きれいにまとまっている。

収穫量は4トン(27.5hl)/haと、極端に減らすことで

凝縮した力強いブドウを収穫している。

従って、フレンチオークの新樽100%を使用しているが、

ワインは樽臭くなく、果実味とのバランスがちょうど良い。

口あたりも決して重過ぎず、なめらかシルキー系の味わい。

 

 

税別小売6500円だが、同質のボルドーなら2-3倍はするだろう。

この価格はむしろリーズナブルに感じて頂けると思います。

2016年上半期に私が試飲したワインの中でも特に印象に残った1本。

飲めば、「さすが、カノンコップ・ポールサウアー!」

と、納得する。

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