- 2016.3.30
- 今日のワイン
ラステンバーグ・ステレンボシュ・カベルネソーヴィニョン2014試飲
新しい2014VTが入荷したので試飲。
まだ若く、活き活きとしたジューシーさがある。
これがもう少し落ち着いて更に良くなるのは1年後かと予想する。
しかし、ラステンバーグの綺麗でしっかりとした酸、程良いボディ感で
キメ細やかでなめらか、美しいカベルネソーヴィニョンには変わらない。
主張し過ぎず、少し控えめな所が料理に寄り添う感じで良い。
こんなワインがグラスで出てきたら、それだけで、そのレストランを気に入ってしまいそうだ。
ゆっくりと味わうことで、これまでのラステンバーグの長い歴史と伝統を感じることが出来る。
落ち着いた良いワインで、良いヴィンテージだと思います。
可能ならば10年後にもう一度開けたい、
そんな熟成ポテンシャルを感じさせる。
税別小売価格2400円ですが、熟成ポテンシャルの長さという点で見て、
非常に価値ある1本です。
■2日目:
昨日は柔らかく、ジューシーで、若さたっぷりでフレッシュな感じでしたが、
2日目は、昨日よりしっかりと重くパワフルになっていた。
昨日は、「料理に寄り添う」そんな柔らかさがあったのに、
今日はしっかり存在感があり、ワインだけでも良いくらいでした。
ワインは、開いたり閉じたりしながら変化していくが、
今日はまだ閉じた感じで、開くのは明日以降かと思われる。
どちらにしろ、熟成ポテンシャルは長いと予測する。
明日はどんな風に変化するのか?